季語の絵日記

日々移ろう季節の出来事をつづりました。

私のブックレビュー

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お寺参りが好きなものですから、本というと仏教とか仏像関係のちょっと小難しい本ばかり読んでいます。面白くて夢中で読みますが、いわば勉強、そのうち頭がくたびれてくるのです。

ちょっと一息つきたい時に読むような、気楽な本が欲しいなあ。そう思って本屋に行くと、あれもおもしろそう、これも楽しそう。
しかし気楽な本といっても本一冊読めば本一冊分きっと賢くなるのだ。これは無駄使いではない。決めた、毎月一万円分本を買うことにしよう。
文庫本メインだから週三冊くらいかなあ。せっかく買うんだからつまらない本じゃあもったいない、本選びは慎重に。本屋をぐるぐる三周して三冊を決めた。
本は読む楽しみもいいけれど、手に入れた時の喜びがまたいいですね。普段古本屋でしか買わないので、新品の本をカバンに入れると、帰りの電車も何だか嬉しい気分。

ということで、「私のブックレビュー」と題して読み終わったら随時紹介していきたいと思います。
今日は時間もないので、私の旅のお供、「俳句歳時記 秋」をちょっとご紹介しておしまい。
俳句の季語の説明と俳句例を載せた歳時記の本はいろいろありますが、一番定評があるのが角川の歳時記。
散歩、小さな旅で発見した物・事・匂いや空気・気温。秋はいいなあ、と思ったらきっちり歳時記にのっているのです。日本人の季節を感じ取る感覚って本当に繊細です。
春夏秋冬の合本版もありますが、季節ごとの文庫版が持ち運ぶなら便利、私のカバンには常に入っております。